コレステロール

植物性コレステロールについて

植物性コレステロールは、植物の細胞膜を構成する成分の一つで、米ぬか・ひまわり・コーンなどの植物油、 穀物や野菜・大豆などにもわずかながら含まれています。
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名前が類似しているように、植物性ステロールはコレステロールと構造がとてもよく似ています。そのため、食事からとったコレステロールが小腸で吸収されるときに、植物性ステロールがコレステロールの吸収を妨げるといわれています。コレステロールが胆汁酸へと変換されるためには、ビタミンCが大きな役割を果たしています。さらに、コレステロールは胆汁酸となって小腸内へ排泄されますが、胆汁酸のミセルという粒子の中に入り込んで、食品から摂取した脂肪とミセルダンゴを作ります。小腸はミセルダンゴの形になった脂肪しか吸収しないのと、構造のよく似た植物性コレステロールが存在すると、ミセルの中に植物性コレステロールが入り込んでしまうため、ミセルに入れなかったコレステロールは吸収されずに排出されてしまいます。もともと植物性の繊維と結合している植物性コレステロールは、体内にほとんど吸収されることはありません。 動物性コレステロールとは根本的に性質が違い、善玉のコレステロールということになります。


植物性コレステロールの働き

植物性コレステロールの働きについて注目してみると、人に対する研究から、植物性ステロールのコレステロール吸収抑制 作用が報告されています。それは、血液中の総コレステロール値が200mg/dL以上の人が、植物性捨てロールを含んだマヨネーズタイプのドレッシングを8週間摂取した実験によると、LDLコレステロールの値は約12%も低下したというものです。植物性ステローロールのコレステロール吸収抑制効果は、摂取2〜3週間後からあらわれてきます。毎日の食事にかかわることですので、定期的に食べ続けることが重要となります。植物性ステロールは過剰に摂取しても腸内で吸収されないために、基本的には無害なのですが、それを含む植物油などはカロリーが高いために、必要以上の摂取はいけません。動脈硬化をはじめ生活習慣病を予防することは、現代社会に生きる私たちにとって重要な課題です。そのためには、植物性ステロールなどを上手に取り入れた、バランスの良い食生活とストレスをためない生活、それに加えて毎日の適度な運動が欠かせないのです。